クラウンメロンには、温室メロン1個(1.5キロ)の中に、なんとギャバロン茶56杯分のGABA(ギャバ)が含まれていることが、農業試験場の調べでわかりました。
全ての品種のメロンにそれだけものGABAが含まれているか、というとそうではありません。これは温室メロンの特色です。
温室メロンには他のメロンに比べ、約30%も多くのGABAが含まれています。

なぜ温室メロンはそれほどの栄養価値をもっているのか。
研究によると「温室メロンは品種、有機成分中心の肥料、隔離ベッド栽培など、独自の栽培技術で他のメロンにないコクを出しており、
それがGABAにも関係しているのでは」とみられています。中でも収穫適期の温室メロンが最も多くGABAを含んでいることから、
一番おいしく食べられる時期が、成分も最高に高められている、ということになります。

GABAとは、ギャバロン茶に多く含まれる「γ-アミノ酪酸」のことで、
植物や動物、わたしたちの体内にも広く存在する、天然アミノ酸のひとつです。

GABAは、脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる「抗ストレス作用」の働きをしています。
ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす作用があるのです。

野菜や魚などの食品を一定量食べ続けると、血流が平均1割以上も改善されることが、名古屋市内の生協と大学が行った共同実験で明らかになりました。
同大学では、日常食べる主な食材について血の固まりやすさを抑える働きを点数化しました。
これによると、マスクメロンは野菜、果物のなかではトップクラスの100点となっています。

GABAとは、ギャバロン茶に多く含まれる「γ-アミノ酪酸」のことで、
植物や動物、わたしたちの体内にも広く存在する、天然アミノ酸のひとつです。

ラディッシュ、マスクメロン、トマト、長ねぎ、春菊、ホウレンソウ、ニラ、にんにく

タアサイ、かぶ、アスパラガス、グレープフルーツ、しそ、チンゲンサイ、わけぎ、あさつき、イチゴ

にんじん、グリーンピース、大根、たまねぎ、もやし、レモン、セロリ、ピーマン

ショウガ、白菜、ナス、キュウリ、スイカ、レタス、かぼちゃ、みかん、りんご

近年、日本人の食事は塩分を取りすぎる傾向にあります。
その為、高血圧などの症状を持つ人が増加しているのが現状です。
それら余分な塩分を排出してくれる成分であるカリウムが、果物の中では特にメロンに多く含まれています。
さらにメロンはその87%が水分で構成されているので利尿効果が高まり、体内のナトリウム(塩の主成分)を
一緒に排出してくれます。
その他にも、ビタミンや繊維質も多く含まれているため、便通を良くし、肌をみずみずしくする効果もあります。
このように食後に食べるメロンは、至福感を与えてくれるだけではなく、わたしたちの健康面においても、
様々な「プラス」をもたらしてくれるのです。

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